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20113年4月17から4月19日まで、東京江東区のビックサイトにて「inter Mold 2013（第24回金型技術加工展）　主催：一般社団法人日本金型工業会会」が開催された。また、この展示会では「金属プレス加工技術展2013　主催：一般社団法人日本金属プレス工業協会）も併設されており、”金型”、”プレス”に関連する国内外の数多くの企業からの出展が特徴となっている展示会である。

会場は東4ホールと東5ホールで、展示面積17,020平方メートルと広いスペースを利用したもので、各ブースも比較的ゆったりとしたスペースが確保されていたというのが最初の印象であった。
各企業の出展ブースの傾向を見ると、国内メーカーは金型、金属プレスに関しては付加価値のある生産システムソリューション、表面処理等、付加価値の高い最新技術を中心とした出展が多かった。一方、中国（大連）、韓国、タイといった海外勢（ローカル）は精密加工といった技術・製品をアピールしていたところが多く、多くは現地での加工例を展示し、日本のエンドユーザーを意識した展示が中心であった。

中国、韓国といったアジアの金型メーカー、プレスメーカーは従来の汎用的な技術を前進させてはいるが、加工機械等を含めた総合的な技術面でのポテンシャルは、いまだ日本が高い。しかし、それは既に”当たり前”の金型やプレス加工ではアジア勢との勝負にならなくなっているという事実の裏返しでもあり、日本はこれらアジアの新興国に対して技術面で常に一歩リードしていくことが重要であるという印象を再認識した展示会であった。

中国（大連）からの出展企業の詳細は下記をクリック。

・大連鴻升機械有限会社
・大連滝田金属製品有限公司
・大連錦田精密模具有限公司
・大連恒徳精密模型有限公司